日頃は全国より多くの方々が当方所蔵コレクションよりの御閲覧頂き誠に有難う御座います。こちらの御品物は江戸時代中級武家女性使用手鏡付き鏡台当時物になります。昔から蔓柏つるかしわ御家紋は武家の好む御家紋であり柏の葉は古代より神の供物を盛るための器として用いられていたため神聖視されておりました。春の新芽が出るまで葉を落とさないことから代が途切れない家が続くとして公家武家に愛された御家紋でも御座います。。ちなみに御品物のサイズに付きましては鏡正面より横幅３９センチ、奥行き左側引手側にして３０センチ、高さ箱のみ３５センチ、更に手鏡台トップまで６３センチ程になりますので御参考願います 。ちなみにコンディションは２５０年は経ているかと認識しておるため黒漆の剥がれや擦れなどが随所随所見受けられますのであらかじめ時代を越えて今日、このようなカタチで現存するアンティークの性質上を御理解受け賜りたく思います。画像を見た通りであり完品を望まれる方々は御遠慮願います 。。このような江戸時代の津田薩摩守手鏡付き武家女性鏡台セットに御関心や御興味が御座います方々、御手元の飾りオブジェとして楽しんで貰えたら幸いです。また海外コレクターの方々も時々御購入頂いておりますので日本の江戸時代化粧道具当時物としてコレクションに良いかと思いますので宜しくお願い申し上げます。。手鏡箱の内側は梨地になっており、全体の傷などをリペイントすれば蘇る御品です。。